LeicaのM3で感じたレンジファインダーの魅力とシンプルな操作性が忘れられず、手持ちの機材を色々と売ってLeicaのM10-Pを買ってみました。色はM3と同じシルバーにしました。色については黒のほうが目立たないので、今でも黒を買うべきだったのではないかと思うことがありますが、とにかくシルバーにしました。
レンズはフォクトレンダー NOKTON 50mm F1.2 Asphericalにしました。仕事終わりの夜にしか撮影出来ないので、明るいレンズであることが重要なことと、ライカのレンズよりかなり安いので、このレンズに決めました。夜間でのスナップ撮影が多いので基本は開放のF1.2での撮影が多いです。
また、詳しく感じたことは、書いていきますが、取り敢えず、先日、下の写真を撮りました。細長い道の中に細い線があって、そのまま、写真の上に向かって狭い空間が白色で続いている感じが面白いと思ってます。偶然ですが、写真の男の人も背が高くひょろっとしてて雰囲気に合っているかなと勝手に思ってます。本当は、もう少し、ぴったり線の上を歩いてもらえると、良かったのですが、なるべくシンプルな構図にしたつもりです。また、撮りに行ってきて、レビューします。
コシナのフォクトレンダー NOKTON 50mm F1.2 Asphericalの開放の写りは、当然少し甘い印象がありますが、モノクロームだと墨で描いたようなイメージの描写になるのかなと思っています。個人的には、とても好きな描写です。
フォクトレンダー のレンズはライカのレンズと較べると格段に安いですが、私には、それらの写りの違いは正直よく分からないだろうと思うので、フォクトレンダーの存在はとても有難いです。造りもとてもしっかりとしていて、長く愛用したいと思わせるものがあります。重さが347グラムあるのですが、明るさを考えると許容範囲かなと思っています。